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おぼえがき

おぼえがき

一麹・二櫂・三火入れ(その五)

2018-07-30
生揚醤油はローリー車で組合員企業に運ばれ調合・火入れされて最終製品となります。協業工場の役割は基本的にこの出荷までです。ただ一般的ではない製品については200リットルの二重窯で少量生産しています。
 火入れの行程は熱殺菌の意味が第一ですが甘みを加えたり塩分を調整したりと組合員それぞれの個性が発揮されますので顧客の好みに応じて多種多様な広がりが見られます。
 協業工場の設立が基本的品質の向上に大いに貢献した結果、火入れにおける味づくりがより一層問われるようになりました。
かつて酒ビール・米・醤油といえば代表的な宅配商品でした。中でも醤油は製造元直売の慣習が残る貴重な存在だったと言えます。大野醤油はたくさんの「大野の醤油屋さん」が、大げさに言うと各家庭の味を守る役割を担ってきたわけです。
  終わりよければすべてよし
大野醤油醸造協業組合
石川県金沢市大野町4丁目甲18-6
TEL.076-268-1301
FAX.076-268-1302
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