おぼえがき

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生揚(その二)

2018-08-06
協業工場が出来る前は醤油屋さんそれぞれがアミノ酸液を自家製造していましたが公害にも比する状況がありました。これを一か所に集約することは急務だったと思われます。その上本醸造生揚とアミノ酸液の両方を生産するということは新式醸造をするにあたって大きな利点となりました。そして新式醸造からできる「新式」生揚を用いた醤油は当地の嗜好に合致し主流を占めるようになりました。
 その後原料不足の改善から全国的に本醸造への回帰傾向が強まる中、アミノ酸液の協業製造も困難となり新式醸造は廃れることとなったのですが、混合における寄与率を基準としてラベル表示の製造方法の分類の中で現在はない「新式」が一時的に生き残りました。
 さて本来の新式生揚は製造しなくなったものの似たものは作れないのでしょうか。協業工場が出した回答が「混合生揚」です。
なぜだかわからない「黄金比」の発見です。
大野醤油醸造協業組合
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