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おぼえがき

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「大野醬油」の原料(その三)

2018-07-12
四方を海に囲まれた日本列島。海なし県もあるけれど、海水は割と身近に感じられます。
 塩は自給自足出来ていると思いがちですが日本では食用塩の自給がやっとの状態で、工業用塩はすべて輸入に頼らざるを得ません。
世界的には岩塩あるいは天日塩が無限と言えるほど生産されています。
 協業工場でも初期には岩塩を使ってみたようですが、扱いづらさから海水塩に切り替わっています。原料原産地は赤穂が主体です。
市販の食塩より精製度は少々低いもののミネラル分はほとんど含んでいません。醸造・発酵に食塩が果たす役割は欠かせないものですが、現状の海水塩では風味風合いの仕上がり面で若干及ばないところがあるようです。
 石川県能登町小木に海洋深層水施設があります。こちらからその原水を分けてもらってほんの一部ですけれど、地元産にこだわった醤油を仕込んでいます。豊かにふくらみます。
 
大野醤油醸造協業組合

石川県金沢市大野町4丁目甲18-6
TEL.076-268-1301
FAX.076-268-1302
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