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おぼえがき

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地域団体商標「大野醤油」

2018-09-27
 言うは易し行うは難しの典型のひとつにブランド化が挙げられます。
永らく「地名」と「普通名称」の組み合わせは商標登録不可とされてきましたが、外国における権利侵害への防衛と積極的には地域産品の活性化を図ることを目的に、平成18年4月「地域団体商標制度」が施行されました。さっそくに石川県関係部署から推奨をいただき「大野醤油」の商標出願をしたのですが、なんと不許可。
他地域の産品との差異、歴史的経緯、名称使用実態、地域における客観的認知度、これに加えて他地域に及ぶ出荷実績を詳細に整えあらためて上伸したところ、平成19年4月めでたく登録の運びとなりました。指定商品は「石川県金沢市大野町産の醤油」です。
産地の面目躍如となったことは勿論、醤油産地の中では初でしたので、理事長は全国醤油組合連合会における講演を依頼されました。
名称の使用許可は石川大野醤油協同組合まで

ネクストフーズいしかわ2004

2018-09-26

 三年ごとに開催計画の第二回目への出展となりました。前回の展示試食会形式から今回は展示即売会へと方向転換し各ブースの意気込みが違います。大野醤油組合は単独での出展で目玉はもちろん「大野紫」です。試食は紅葉かまぼこでパネルも多数用意しました。何よりこの日のために大野紫の文字を背負い青海波を裾にあしらった法被を新調するなど気合満点で臨んだのです。

大野醤油伝説の味は来場者に評価され高級感溢れる意匠も手伝い午前中から売れ行き好調で推移し成果に手ごたえを感じていたのですが、なんと異変?は午後からやってきたのです。当時ラジオの人気番組で「出前コマーシャル」というコーナーがあり、むらさき会会長が会場で生出演、大野紫の伝説とその類いまれなる味を強烈に(5分の約束が14分かかったのはご愛嬌)アッピールしたところ聴取者が殺到しあれよあれよという間に200本が完売したのです。

大野紫(発表)

2018-09-18

完成品ができあがり、まずは金沢市長に報告のため理事長とむらさき会会長とで報道陣が取り囲む中市長室を訪れました。金箔で青海波の模様をあしらい堂々としたラベルは角瓶の一辺を中心にして大野紫の文字が左右に広がる大胆な構図、また製品は裸ではなく円筒に収容する斬新な意匠、肝心の醤油の方はさしみで味わっていただいたところ味・色・香りに百万石の風格を認められ、これぞ金沢ブランドとの評価をいただきました。

次に大野町の皆様へのお披露目としてマグロの解体ショーが企画され復刻の味を大いに堪能してもらいました。

発売の日取りは十月一日醤油の日に決定。その日に向けて、またその後の拡販について検討を重ねます。最大の観点は日本で唯一のこの味、米麹由来の甘みとうま味を何と表現したら良いのかということでした。

「伝説の甘口(うまくち)しょうゆ大野紫あります。」

大野紫(醸す)

2018-09-14
統一ラベルの大野醤油から最上大野醤油のラベル製作へと、思わぬ展開になりました。今に生きる我々が見たことも味わったこともない「ザ オオノショウユ」とでも呼ぶべき伝統醤油の復活を目標に転換するのですから。
 ラベルデザインを金沢出身で高名なデザイナーへ一任したところ企画そのものへの賛同を寄せられ、容器の選定から製品としての意匠、さらにはプロモーションまで力添え下さるとの応援をいただきました。
 ともかくまだ見ぬ醤油を復刻することです。町史をもとに米麹の割合を変えた三種類の試作をしてみたところ、驚くなかれ記載の割合が最上でありました。
 秋口に仕込みを開始して初夏には完成を目論んでいたものの米麹との混合醸造は思いのほかはかどらず梅雨をこすこととなりました。 沸かすという行程が必要だったのです。
 デビューまであと少し

大野紫(発見)

2018-09-13
産地を特徴づける醤油はどんなでしょう。大生産地でみると野田、銚子、小豆島はそれぞれに持ち味のある濃口で、龍野は淡口です。地域色のあるところでは武豊のたまり、碧南の白が有名です。歴史ある伝統醤油です。
 それでは大野はというと現在は濃口で混合方式の「うまくち」に違いないのですが歴史に比して短いです。四百年に及ぶ歴史ある産地の伝統醤油は独自性を持ちえなかったのだろうかと疑問が湧いてきます。その土地の嗜好が連続性を持つ以上、今に繋がる何かしらがあったと考える方がすんなりきます。
 混合方式はうまみと甘みの調整がし易いという利点があります。同様のことが伝統製法で可能だったでしょうか。その場合鍵となる原料は米ではないだろうか。混合する割合を変えて混醸することで達成できるのでは。
 その答えは「大野町史」の大野醤油の項に最上醤油として記載されていたのです。
大野醤油醸造協業組合
石川県金沢市大野町4丁目甲18-6
TEL.076-268-1301
FAX.076-268-1302
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